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夢の猫ふうせん

まほうのくに 純と愛

きのう 連ドラ「純と愛」のことについて書きましたところ
いつも以上のアクセス数がありました。

私が把握できるのはPCからのアクセス数だけなのでスマホも入れたら
結構な数の方がこのブログを読んで下さったようです。

みんなこの結末に納得していないのでしょうか。

Yahooの意識調査でこのドラマの満足度アンケートをやっているというので
見てみましたら 満足度50%以下の人がほとんどでした。


そもそも このドラマの最終目標は、主人公が夢見る「まほうのくに」でした。

訪れた人みんなが笑顔になれる「まほうのくに」のようなホテル。

そんなホテルが作りたくて、今まで彼女はがんばってきたわけです。

当然 このドラマを見ていた方たちの多くが 彼女の夢を応援し
最終的には その「まほうのくに」を見せてもらえると期待していたのだと思います。

もちろん私もそうです。


それがこの結末です。


そりゃ~ 私でなくても納得いかないはずです。

夢も希望もないとはこのことです。


そんなに人の人生って、苦難の連続ばかりなのでしょうか?

それでも希望を失わずにがんばれって 理想ですよ。たしかに。


このドラマのお話を知らない方のためにちょこっとご説明いたしますと


主人公は、タイトルにもなっている純ちゃんという女の子です。
(愛はダンナ様の名前)


彼女は、宮古島で育ち、おじいが作ったホテルが大好きでした。


そこは、彼女にとって「まほうのくに」

どんな時も笑顔になれる場所だったのです。


それが、おじいが亡くなり、父親の代になったとたん傾きました。

なんにつけても不器用なダメダメおやじだったのです。


純ちゃんは、自分がおじいのホテルをついで、「まほうのくに」にするんだ!と
夢を抱きました。そして父親にやらせてほしいと頼むのですが断固として拒否されます。

ほとんど勘当されたような状態で大阪に行き、なんとか大きなホテルに就職する彼女。

ゆくゆくダンナ様となる愛(いとし)君とも その頃知り合います。


で、そこでいろいろ社会勉強をし、何度も落ち込んだりするのですが
ようやく笑顔で働けるようになったとたん

そのホテルは外資に買収され、のっとられてしまいます。


それでも 気を取り直してがんばろうとした矢先

実家のホテルが、実の父親の手で売り飛ばされそうになっていると知り、

一旦は途方にくれますが

ダンナの後押しもあって なんとか食い止めようと決意して宮古島に帰ります。


今思えば ここからが本当の意味での転落人生のはじまりです。

家族みんなで力を合わせて、ホテルが再建できそうかも?と思った瞬間
自分の父親の手で奈落の底につきおとされます。

ホテルはバラバラに解体され、夢も希望も失い、ダンナまで失いそうになる純…

もうホテルで働くこと自体をあきらめようとします。


それを救ってくれたのが「さとや」という
ボロボロのホテルとはいえないようなホテルのおかみさん。
(このおかみさんのキャラ、大好きでした。)

純は、なんとか元気をとりもどし、またがんばろう!と決意します。

でも 人生そんなに甘くはなく

そこでも いろいろ いろいろ ありまして

最終的には努力が実ったかのように明るい展開になるのですが、


ここにもまた 奈落の底が待っていたのです。


ほとんど「まほうのくに」ができたじゃない♪って思った瞬間

お客様の火の不始末により ホテルは全焼。

跡形もなく、消えてしまいます。


彼女が関わったホテル3軒とも悲惨な結末を迎えてしまった現実に

すべての希望を失う純。


そりゃ~そうですよね。 誰だってそうなります。

でも、またまたダンナの応援があって(ここ大事です。)
ようやく立ち直ることができ、さあ 今度こそ!と思った結末が


この最終回ですよ。


なぜ みんなが不満に思うのかわかるような気がしませんか?


この流れからいったら彼女の一生、この繰り返しですよ。

これで絶望するなって言っても説得力0です。


純ちゃんの人生に自分を重ねて、彼女を応援しながら
このドラマを見続けてきた人なら誰だってがっかりしますよ。


世の中ってこんなに夢も希望もないものだったの?って。


そもそもドラマって何なんでしょうね。

脚本家や監督によっていろいろありますよ。


でも 少なくとも私は、どんな困難に見舞われた展開であろうと
最後には夢と希望を与えるものであってほしいと
思っています。


このドラマに教えてもらった大切なこともいっぱいありましたし

いいセリフもいっぱいありました。


でも この結末が、すべてを台無しにしてしまいました。


「まほうのくに」 いいテーマだったんですけどね。


私もキャットバルーンを訪れて下さった皆様が笑顔になれるような

「まほうのお店」にしたいと思って 日々努力してまいりました。


だから見たかったのです。

彼女が実現する「まほうのくに」を。


きっとみんなもそうですよね。


大きな震災があったり、不況で職を奪われたり、希望を失いがちな世の中だからこそ


みんな希望を求めているんじゃないでしょうか。


現実にはありえなくたっていいんです。


希望を捨てないでって伝えたかったのなら、このドラマを見ていたみんなを

笑顔にして終わってほしかった。


それだけです。


次の朝ドラに期待しましょう。


あ~思ってることみんな書いたらすっきりした~。
お付き合いありがとうございました。(^-^)
by cleocat | 2013-04-01 09:00 | 映画、DVD、ドラマ | Comments(0)
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ねこ雑貨とハンドメイドのお店「キャットバルーン」の店長が猫三昧の毎日をおもしろおかしく綴ります。(^-^)v

by michiyon
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